なんだか写真が気になるようになってしまった理由。
最初はカメラは写真が撮れればいいじゃん、と思ってました。ブログに使う写真なんて携帯でいいんじゃね?とか数年前までは本気で思ってました。
デジカメで写真撮るときは構図に気を遣って撮るようにしていましたけど、イメージとは何かが違うので、その後フォトショップでちょいちょいと加工して使っておりました。
んでも加工にも限界があるんですよね。加工にこんなに時間かけるのもどうよ・・と、悩んだ時期もありました。
何気ない写真だけど、伝わる写真って確かにある。
しかしある時、写真に対する意識が急激に変わる出来事に遭遇しました。
本物のプロのカメラマンさんと一緒にお仕事する機会がありまして、Webに載せる商品の撮影をしてもらっていたんですが、その仕上がりを目の当たりにしてびっくりしたんです。普段目にしている写真とは明らかに質の違う写真を見て、あ・・、写真ってスゴイって素で感動してしまいました。
よく公民館とか銀行とかやってる写真展を見ますけど、あれに関してはキレイだなあとは思いますけど、あまり身近な写真じゃないせいなのかいまいち興味を持てたことはありませんでした。
それなのに一体何にそんなに衝撃を受けたのか。
その写真撮影は食品の撮影だったんですけど、その際に写しかたのテクニックとかいろいろ教わりました。雑誌やパンフレットに使われてる写真はこうやって撮るのかと溜め息が出ました。
そしてその写真の出来上がりを見たら、すごい美味しそうなのが伝わってくるんですよ。なんじゃ、こりゃーって思いましたよ。実際そこのお店の商品は何度も頂いてましたけど、本当に美味しいものだったし、こういう伝わる写真が撮れるって最高だなあ、と。
撮影に立ち会って、生データを見たことで一枚の写真にこんなに手間かけてるんだと裏側を知り、写真の見方が自分の中で変わりました。
そんなわけで、自分もそういう伝わる写真を撮ってみたいと思うようになりました。プロのカメラマンのようにはなれませんけど、もっと使える写真くらいは作れるようになるかなと。
写真て身近すぎて当たり前になってますけど、世の中にあふれている写真の中で伝わる写真は当たり前にはなってないのがほとんどです。そこにあるモノのいい部分をうまいこと引き出せるようになりたいなあと、そんな感じなのでした。
タイトル画像は以下のサイトから使わせていただいています。
いい写真ほど、加工しなくても使えるありがたや~
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